YouTubeが、しかも高画質版の方が見れるようになって、さらに、ローカルにダウンロードできるようになって、N900もかなりいろいろ使える端末になった。YouTubeはいわゆる一つのオンラインサービスだけれど、単なる一つのアプリ以上の価値がある、と思う。音楽やビデオそれ自体が楽しめるもの。新しいグッズを紹介しているもの。ニュース番組。あるいは、ハウツーを教えているもの。ビデオを見て楽しむだけではなく、情報元としても使える。ここのところ、新しいアプリを試したりN900をいじるというよりは、もっぱらYouTubeばかり見ている。
ここに最初に書いたけれど、これまでの端末での四大アプリが、Mail for ExchangeとWikipedia、そしてGoogleMapとYouTubeだった。当然かもしれないけれど、N900に代えても、すべて使えるし、それぞれの質も向上している。特にWikipediaとYouTubeは劇的に変わった。さらに、追加でできるようになったのが、携帯音楽プレーヤーとして使うこと。どこでもテキスト入力。パソコンが使えない、持ち歩いていないときでもネットショッピング。細かいけれどQRコードリーダーと万歩計。だいぶできることが増えてきた。
で、これでパソコンがいらないかというと、やはりそうはいかない。デジカメの写真を取り込むのはやはり、パソコンが一番やりやすいし、Excelのワークシートを使ってする作業も、まだまだパソコンがいい。テキスト入力も、キーボードをひろげられるのなら、そっちの方がいい。このあたりの、物理的な画面サイズやキーボードのサイズは、携帯機器とは相容れないところだから、やはり適材適所というところ。
逆に、mixiやFacebookなどのSNSやTwitterのたぐいはまだやっていないのだけれど、これらが常時オンラインで使えると、また一つ”使える”ようになるだろうか? 携帯電話ができて待ち合わせやはぐれたときなど便利になった一方、いつでもどこでも呼ばれるようになった。ネットへの常時アクセスも、情報やサービスへのアクセスがいつでもできるという意味でとても便利になった。でも、向こうからいろいろやってくるとなると、それが仕事でない限りうっとうしくもある用な気がする。設定次第かもしれないけれど、逆に決まったタイミングでしかアクセスしないのであれば、N900を使う意味がないような気もする。この辺りは,ちょっと考えてみた方が良さそうだけれど,これでN900へ完全移行というか,X01NKを処分してもいいかもしれない。
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