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【2024/05/20 14:07 】 |
N900内蔵storageのbenchmark
先日、ノートPC内蔵SSDのベンチマークを取りたくて、CrystalDiskMark 3.0というソフトウェアをインストールした。せっかくなので、N900の内蔵ストレージのベンチマークもしてみた。結果は、以下の通り。
 
  Sequential Read :    11.403 MB/s
  Sequential Write :    13.138 MB/s
  Random Read 512KB :    11.398 MB/s
  Random Write 512KB :     1.865 MB/s
  Random Read 4KB (QD=1) :     2.475 MB/s [   604.4 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=1) :     0.017 MB/s [     4.1 IOPS]
  Random Read 4KB (QD=32) :     2.844 MB/s [   694.4 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     0.031 MB/s [     7.5 IOPS]
 
  Test : 100 MB [E: 36.9% (10.0/27.0 GB)] (x5)
    N900 internal storage (via USB Mass storage mode)
 
ReadはSequentialもRandomも11.4MB/s。WriteはSequentialが13.1MB/s、Randomが1.9MB/sとなった。IOPSはReadが700 IOPS弱、Writeが10 IOPS以下となった。WriteのIOPSはかなり低い一方、ReadのIOPSはなかなか良い値。Sequential Writeの13MB/sという値は、class10のメモリカードの遅いものと同程度というレベル。ただ、Class10の遅いカードでも、Sequential Readは18MB/sほどは出るので、全体としてClass6やclass4のカードよりは速いが、class10と比べると少し遅い、というレベル。512KBのRandom Writeも同様。という具合に判断してよいと思う。
 
ちなみに、しばらく前に、N900用に購入したTeamの8GB microSD class6をN900に取り付けたまま、USB mass storage modeでPCにつなぎ、測定してみた結果は以下の通り。
 
  Sequential Read :     7.873 MB/s
  Sequential Write :     8.495 MB/s
  Random Read 512KB :     7.791 MB/s
  Random Write 512KB :     1.121 MB/s
  Random Read 4KB (QD=1) :     2.102 MB/s [   513.1 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=1) :     0.011 MB/s [     2.6 IOPS]
  Random Read 4KB (QD=32) :     2.389 MB/s [   583.2 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     0.015 MB/s [     3.7 IOPS]
 
  Test : 100 MB [F: 0.0% (0.3/7596.0 MB)] (x5)
    Team 8GB microSD class6 on N900 (via USB mass storage mode)
 
ReadはSequentialもRandomも7.8MB/sほど。WriteはSequentialが8.5MB/s、Randomが1.1MB/sとなった。IOPSはReadが500 IOPS超、Writeがやはり10 IOPS以下となった。偶然だと思うが、全体としてN900の結果とそっくりの傾向を示し、一様にN900の60-70%ほどのパフォーマンスという結果だった。メモリコントローラが同系列なのだろうか?それとも別の理由か?
 
一方、別の用途で使っていたSanDiskの16GB microSD class4を同様にN900に取り付け、測定してみた結果は以下の通り。
 
  Sequential Read :    10.260 MB/s
  Sequential Write :     5.455 MB/s
  Random Read 512KB :    10.228 MB/s
  Random Write 512KB :     1.062 MB/s
  Random Read 4KB (QD=1) :     2.200 MB/s [   537.1 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=1) :     1.602 MB/s [   391.1 IOPS]
  Random Read 4KB (QD=32) :     2.343 MB/s [   572.0 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     1.168 MB/s [   285.3 IOPS]
 
  Test : 100 MB [F: 41.6% (6.2/14.8 GB)] (x5)
    SanDisk 16GB microSD class4 on N900 (via Mass storage mode)
 
Class4なので、Sequential Writeが5.5MB/sほどしか出ていない。その一方、Sequential Readは10.3MB/s、ReadのIOPSが約550 IOPS、WriteのIOPSが300 IOPS前後と、RandomのWriteの落ち込みがない。
 
N900のWriteのIOPSが悪い理由として、初め、USBまわりの出来がよくないか相性が悪いことを疑ったが、SanDiskのmicroSDは、class4と遅いカードであるにもかかわらず、WriteのIOPSがきちんと出ているので、どうやら、内蔵のメモリコントローラが遅くて、この結果は実力ということなのかもしれない、と思い始めている。Teamのclass6も同様で、おそらくこっちもメモリカードコントローラが旧世代なのだと思う。一方、SanDiskのmicroSDは、もともとRead,Writeのバランスが良いと言われていて、コントローラがもともとそういう設計なのか、あるいは今回のカードが比較的新しいコントローラを使っているのか、わからないが、そういうことなのだと思う。
 
N900のこのベンチマーク結果が正しいとして、実際の使い勝手に影響があるとすれば、それは仮想メモリを使っている時だろうか?N900は(当時としては最高容量だが)RAMを256MBしか積んでいないので、アプリを大量に起動したときなど物理メモリが足りなくなった際、仮想メモリを利用して動作するようになっている。その仕組みのおかげで立ち上げることだけはできるけれども、実際のところあまり使える反応速度ではなくなってしまう。もし、WriteのIOPSがRead並みであれば、使えるレベルになったかもしれない気はする。
 
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【2011/08/10 23:27 】 | Nokia N900 小ネタ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
N900用 日本語ロケール

確か昨年の10月だったと思うけど,N900のファームをPR1.3へ更新した。Application managerからの通知を受けてすんなりと更新の作業は終了ただ,タップの反応やブラウザの挙動が少し変わったみたいで,なんとなく使いづらいまま2ヶ月ほど経った。年明けて,少し時間ができたので,PR1.2へ戻してみようか,という気になって実行。ファームの書き換えについては,別途メモするとして,今日はひとまず日本語ロケールについて。たぶん,まだメモを残していなかったような気がする。

N900の日本での発売は予定されていないようで,デフォルトでは日本語ロケールはプリセットされていない。なくても使えないこともないのだけれど,これを入れておくと日付や時間の表示が日本語になる。ちょっと確認はしていないのだけれど,このおかげでアプリのダイアログの一部も日本語になるような気がする。

で,インストールの方法。作者であるももやんさんのブログから該当するdebファイルをダウンロードしてインストール。ファイル名は
n900-locales-extras-jajp_20100115-r294_all.deb

N900から直接アクセスするとダウンロードするかApplication managerで開くか聞かれるので,直接開けばそのままインストールできる。PCでダウンロードしたファイルをコピーして,タップという手順でも,その後は同様にインストールできる。インストール後,Setting/Language & RegionDevice languageRegional settingsを日本語にする。自動的に強制リブートして,終了。

というのが以前やった方法なのだけれど,見てみたらdebファイルへのリンクが切れている。ちょっとあせった。でも,そこはネット,探せばあるもんです。何という名前の方かはわかりませんが,同じように探して,見つけて,そのファイルへの直リンクを載せてます。

眠剤生活 nokia n900用 日本語ロケール
http://min-zai.blogspot.com/2010/11/nokia-n900.html

リンク切れの状態にあることに関して,ちょっと作者の本意がわからないのですが,これってN900を日本語化して使っている人たちにとってはmustな作業だと思うので,メモを残しておきます。そして,あらためて作者のももやんさんへは感謝です。

【2011/01/21 19:20 】 | Nokia N900 小ネタ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
N900他10機種に対する,とあるユーザビリティテスト
ネタ元が少し古いけれど,とてもおもしろい記事だったので,ここにリンクを。
 
 
10年ほど前のNokiaの端末を愛用していた,つまり最近のSmartphone,ましてやタッチパネルの機種なんか触ったことのない旧友Bに,最近のSmartphone 10機種を渡して,使い勝手に関する主観的な意見を聞いたお話。試した機種は次の10機種。
 Nokia N97, Samsung M1, HTC Touch Pro (Windows Mobile), Sony Ericsson W960i, Nokia E71, BlackBerry 9500, HTC Pioneer (Android), LG KM900, Nokia N900, Apple iPhone
 
企画したテストではなく,急遽,手元にあった端末でやっているので,ちょっと偏りがあるというか,試して欲しかった機種がいくつか抜けてる。そして,こういうテストは,テストする順番にも多少影響されるので,必ずしも公平にとは言えないのだけれど,要点はついているように見える。旧友Bは,メカ系の人で,オンラインバンキングの出来る端末がほしい,という明確な目的を持っている。ちなみに,テストをしたのは,iPhoneユーザー。
 
ひとつひとつ,旧友Bのコメントやどうしたか読むのはおもしろい。そして,最後にランク付けしてもらったところ,熟考の末,旧友BはN900を1番に,iPhoneを2番においた,と。旧友Bの状況を前提にすると,この結果はわかる気がする。たぶん,少なからずこういうユーザーもいる。
 
In the end, after much deliberation, B. put the Nokia N900 in the top slot above the iPhone.
He was extremely careful to note that he did so only because he felt that the hardware keyboard and zoom button were most conductive to his personal goal of accessing and working with his online banking site. He could imagine that the iPhone would be better suited for other purposes.
 
熟考の末,N900を1番に,iPhoneを2番においた。他の目的にはiPhoneの方が合うと予想できるけれど,彼の目的には,ハードウェアキーボードとズームボタンのあることが,とても便利だったと感じたので,そうした。
 
そして,これには後日談があって,彼は,結局Nokia E72を買ったとのこと。タッチパネルではないモデル。つまり,彼のようなユーザーにとっては,下手にタッチパネルであるよりも,ハードウェアキーボードがいい。タッチパネルでないといけない,ということは必ずしもない,ということ。興味深い。
【2010/09/14 19:33 】 | Nokia N900 小ネタ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
N900のハードウェアについての解説
とあるところで,こんなサイトが存在することを知った。
 
(訳:Nokia N900のコメントつきハードウェア仕様)
This page lists the details of the various hardware components of the N900 and provides additional information about how it is supported by the Linux kernel, open and closed-source binaries provided in Maemo 5 distribution.
(訳:このページはN900の様々なハードウェア部品の詳細を列挙し,それらがMaemo 5ディストリビューションから提供されるLinuxカーネルやオープンソースコードあるいはクローズドなソースコードによって,どのようにサポートされているかについて,追加の情報を提供する。)
 
N900で使われている部品のパーツナンバーや,その仕様,そして,そのドライバーファイルの所在など,が解説されている。
 
すごい。どうやって調べたのだろう?分解したのだろうか?あるいは,Linuxの知識があると,調べられるのだろうか?
【2010/09/12 00:21 】 | Nokia N900 小ネタ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
N900の流儀
N900を使い始めて、ほぼ3ヶ月になって、だいぶその流儀というかその世界に慣れてきた。で、思うのが、これまでのケータイとはだいぶ違う、ということ。日本のケータイと海外のケータイもだいぶ違うけど、それ以上に違う。もちろんタッチUIのためもあるけれど、根本的な思想が違うような気がする。ひとことで言うとやはり、パソコンのよう。

あるアプリを使用中のところから、左上のタスクスイッチボタンをタップすると、起動中のアプリ一覧が出る。使っていたアプリとは別のアプリをタップすると、そのアプリに切り換わり、例えば、前のアプリでクリップボードへコピーしていたテキストを貼りつける、とかの操作ができる。別のアプリの代わりに、もう一度左上のメニューボタンを押すと、アプリメニューが出てきて、別のアプリを起動できる。例えば、ちょこっと計算したくて、電卓アプリとか。あるいは、スケジュールを確認したくて、とか。ブラウザも別ウインドウで好きなだけ開いておけて、それぞれが別タスクの扱いのようだから、アプリの切換えと同じ感覚で操作できる。マルチタスクが極めて自然。ブラウザで何かを参照しながら書き物をする、とかアプリを行ったり来たりしながらやる作業もストレスなくできる。

逆に、一発でデスクトップに戻る方法はない(と思う)。いちどタスクスイッチボタンから、起動中アプリ一覧を出して、どのアプリでもない背景のエリアをタップすると、デスクトップに戻れる。もしかしたら、ここに違和感を感じる人がいるかもしれない。ただ、逆に、このデスクトップも、一つのアプリだと考えると、自然でもある。どういうアプリかというと、端末のステータスや各種Widgetを表示するというアプリ。つまり,N900は最初,デスクトップというアプリが起動した状態で始まる。で,マルチタスクが基本なので,ここと他のアプリを切り替えながら使う。逆に,マルチタスクができないなら,最初に,起動したいアプリを選択する画面が出てくる方が親切かもしれない。ひとつひとつアプリを使うから。

このデスクトップには通常の使い方のように、ショートカットをおいてもいいのだけれど、N900の場合、タスクスイッチの次のアプリメニューからも、すぐアプリを起動できるので、必ずしもショートカットがここに必要というわけではない。この辺りはWindowsパソコンといっしょ。スタートメニューからもデスクトップにおいたショートカットからもアプリを起動できる。 ただ,N900はやはり画面が小さいので、デスクトップをショートカットを並べておくのに使うのはもったいない気がする。まぁ、好みの問題ではあるのだけれど。N900上のアプリはマルチタスクで動くことから、お薦めなのは、常駐していろいろ役に立つツールなどをWidgetとして置いておくこと。デスクトップ画面は全部で4面ある。常駐アプリが多いと問題かもしれないので、ほどほどの数にしておくなら、結構なスペースがある。ただ表示エリアの大きなものも結構あるし、これからいろいろ便利なWidgetが出てくると思うので、Widget優先で並べてみて、というのがよさそう。

まだ、本格的にWidgetを探し始めていないのだけれど、現状、2面がWidgetで80%程埋まっている。もう1面に、N900のやり方がわかりづらいという人達に見せるために、いわゆるアプリランチャー的なものを作っておいてある。そして、一番遠い残りの1面は,ブックマークを置いてあるけどほとんど使っていない。
 
【2010/08/05 19:50 】 | Nokia N900 小ネタ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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