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N900で撮った写真や動画をOvi Shareへアップロードする方法は極めて簡単。いくつかやり方はあるけれど,一番簡単なのは,N900から直接’Share via service’でアップロードする方法。写真や動画の表示画面にある線分を2本つないだアイコン(オンスクリーンボタン)をタップするか,File managerなどでアイテムを選択・コンテキストメニューから’Share’を選ぶと,’Send via Bluetooth’や’Send via E-mail’とともに’Share via service’と出てくる。これをタップして,アップロードするアカウントを確認して,’Share’をタップすると,アップロードが始まる。アップロード中は3Gや電池のステータスエリアに,例の2本線分のアイコンが表示され,アップロード中であることが示される。終わると消える。これだけ。TitleとDescriptionなし,かつ,オプションなどをいじらないのであれば,アップロードする写真を見ているところから,たった3回のタップでできる。
で,たいがい,これでいいのだけれど,その他の点について少しメモを。
Oviアカウントの設定がどこかで必要なはず。Oviアカウントを作ったときに,N900からアクセスした設定が残っているので,初めてOvi Shareへアップロードする際にも何も聞かれなかったけれど,もし,有効なアカウントがN900上にない場合には,たぶん最初だけ設定が必要。ちなみに,有効なアカウントが複数ある場合には, ’Account’をタップして,選択できる。逆に,ここの表示を確認しないと,簡単に間違った方へアップロードされる。
‘Options’では,
Image size(写真のみ) -> Preserve original / Large / Medium / Small
Metadata -> Keep all / Remove GPS coordinates and creator name / Remove all in file
Select album -> All media / (あるいはアカウントにあるアルバム名)
が選べる。
’Image size’は基本的にオリジナルのままアップロードするので,’Preserve original’を選択したままにしてある。Large / Medium / Smallは試していないけれど,おそらく,PCから複数まとめてアップロードする際に選べるResizeオプションに対応していると推測している。具体的には横幅がそれぞれ1600 / 1024 / 640ピクセルのものに変換されるとのこと。
‘Metadata’のところは,ちょっと重要,かつ気が利いている。と言うのも,写真に付加されているGPS情報を取り除いて,あるいはそのままアップロードするかを,ここで確認できる。N900には,最近のケータイと同様に,撮った写真にGPSによる位置情報を付加することができる。旅行の写真など,たいがいはこの位置情報をそのままにしておいても問題ない,あるいは,メモしておきたい場所の写真など,位置情報が逆にあった方が良いものもあるけれど,中にはあると無用なトラブルのもとになるときがある。例えば,自宅で撮った写真とか。最悪なのが,例えば,自宅でやった3歳の子供の誕生パーティーの写真とか。移っている内容から,家の中の間取り,家族構成,子供の誕生日(年齢)が分かり,GPS情報から自宅の場所が分かる。誘拐犯にとってはとってもおいしい情報。いまどき誘拐事件なんて,ないとは思うけど。まぁ,そこまでいかなくても,空き巣とかは,まだ良く聞く話だし。
このGPS位置情報をそのままにしておくか,取り除いてアップロードするか,実際には’Options’から選択するのだけれど,どちらが選択されているかは,最初の画面の左上の縮小画像の右上に小さいマークで表示されている。鍵のマークのアイコンで,開いていればそのまま付加,閉まっていれば取り除いてアップロード,という意味。
最後の’Select album’は,アップロードするアルバムを指定する機能。ただ,これも基本的にAll mediaへアップロードするので,’All media’を選択したままにしてある。‘Options’の前の最初の画面に戻って,ここには,’Title’と’Description’がある。それぞれOvi Shareで表示されるもの。ここも,基本的に未入力のまま。ちなみに,ここに何かを記入すると,縮小画像の右上にもう一つ人影のような小さいマークが表示される。何を意味するのかは今のところ不明。アルバムの指定なしと’Title’と’Description’未記入については,今回,後でPCから操作することを前提にしている。別途,デジカメで撮った写真・動画と合わせてアルバムを作るので。もし,N900のみで完結させようとするなら,アルバムを指定し, ’Title’と’Description’も記入した方がいい。ここでの’Title’と’Description’は,Ovi Shareでのもののようで,オリジナルファイルのメタデータを編集しているのではない。
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昨日,Wireless Japanへ行ってきた。まぁ最近は,家電量販店とかだと,実機を置いてあることが多くなったので,実際にさわって試せるようにはなってきている。でも,ちょっと前までは,なかなかそういう場所はなく,Wireless Japanはまとめて,かつ,じっくり実機をいじれるちょっと貴重なイベントだった。もう,その意味での必要性はないのだけれど,まぁ,何か新しいものも見れるかもしれない,ということで今年も行ってきた。そこで,感じたことを少し。
Nokia N900では,抵抗式のタッチディスプレイが使われている。たぶん,前のモデルから引き続き採用されている,ということなんだと思う。でも,世の中では静電式が主流になってきているように見える。静電式の最大の利点は,マルチタッチが可能なこと。これによって,ピンチ(イン・アウト)というジェスチャが利用可能になる。それ以外の,タップ,長押し,スライド,フリックなどは,マルチタッチの必要性はない。ピンチ(アウト・イン)のジェスチャは,たいていズーム(イン・アウト)の操作に割り当てられている。ズーム(イン・アウト)の操作が自由にできることは,タッチUIのキモで,逆に,ズーム(イン・アウト)の操作ができなく,ただ単に画面上のボタンを選択・クリックするだけならば,必ずしもタッチUIである必要はない,と思う。
前から,なんとなくそう思っていたけれど,今回,BlackBerryをいじってみて,やはりそう思う。トラックボールタイプのマウスポインタ(あるいは方向キー)が使いやすい。タッチUIでなくても,このおかげで,タッチUIと同等のスクロールやボタン選択ができる。たくさん動かしたいときにはたくさん回せばいいし,少ないときは少しだけ回せばいい。ジョイスティックタイプと違って,回転する量で操作量をコントロールできるところが,分かりやすいのだと思う。テキストをメインに扱うのなら,これで良いような気がする。
N900の場合,実は最初,抵抗式タッチディスプレイでマルチタッチができないことは,遅れている点,欠点だと感じていた。でも,ズームの操作はSpinning zoom(いわゆるグルグルズーム)のジェスチャが割り当てられている。これで,マルチタッチができなくても,自由にズーム(イン・アウト)の操作ができる。これに加えて,上部左にあるボリュームキーが,同じ操作に割り当てられていることもあり,タッチUIのキモであるこの操作が自由にできる。実際には,不都合はあまりない。
逆に,今回,静電式のタッチディスプレイを改めていじってみて感じたのは,タップの操作に爪が使えないもどかしさ。静電式なので,逆に,指のひらでタップしないといけない。ある程度の場所は特定できるけれど,今ひとつ,本当にクリックしたいところをタップできているか不安。ディスプレイの解像度があがって,より多くの情報が一度に見れるようになったけど,逆にクリックできるところも多くなる。なので,クリックしたいところが混同されて,いらいらしないためにも,ピンチでズームインしてからタップする,という手順が無難。一方,N900では,爪を使うと結構ピンポイントでクリックできるから,いちいちズームインする必要がない。
N900のUIは(少なくとも自分には)かなり使いやすいと感じているのだけれど,この部分も理由の一つだと,改めて思った。抵抗式タッチディスプレイ,意外とこちらの方が良かったりして。 |
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オンラインフォトアルバムサービスのOvi Shareは基本,英語のサービスだけど,どうやら今のところ,各種ローカル言語も通る模様。キリル文字(ロシア語?)や中国語とかのタイトルを見かけた。で,日本語も試してみると,通った。タイトルも説明も,日本語で入れて大丈夫だった。アルバム名も日本語使えるかもしれないけれど,そのままフォルダ名に使われるようなので,英語で作ることにする。ただし,フォルダ名(アルバムの物理アドレス名)は,最初にアルバムを作ったときのアルバム名のようなので,最初に英語で作って,後で日本語に変更すれば,表示として日本語になる。逆に,複数のアルバム名を頻繁に変えると混乱のもとになりそうな気がする。つまり,「うちのdogの名はネコです」という状態にできるので。
オンラインフォトアルバムを利用する目的の一つ目は,田舎の両親と子供の写真・動画を共有するためなので,日本語が使えるようになるとだいぶ役に立つ。写真を見るだけでも良いけれど,日本語で説明を加えられると,いろいろ細かいことも伝えられる。 |
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N97miniを使っている知り合いが,touch pianoというアプリを見せてくれた。N97miniにプリインストールされている様子。TouchUIの端末で,擬似ピアノはいわゆる定番のデモアプリなので,N900用にもないかと探してみてら,見つかったのがこれ。Maesynth。カテゴリ: multimediaから。レポジトリは,Extras-develを有効にしてあれば,一つ新しいバージョン0.2.1-1がインストールされる。 一つ前のバージョンがExtrasまで行っているせいか,0.2というほとんど開発中みたいなバージョン番号でも,基本部分の完成度がかなり高い。キーボードの絵もきれいだし,キーの反応もよく,横になぞると,たらららぁーと鳴る。音色はピアノのほかにギターとヴァイオリンが選べるが,ピアノで十分でしょう。加えて,ビートというのがあって,バックでドラムパートを担当してくれる。ただ,開発中のためか,それだけだときちんとテンポを刻んでくれるのに,いっしょに弾き始めると,遅れる。ちょっと使えない。今後に期待,というところ。もう一つ,たぶんバグだと思うけど,発音の最後にノイズがのっている。もう少しかな。ただ,今でも本当によくできているので,バージョン1.0になるころには,プレインストールアプリになっていても,良いような気がする。
ちなみにN900のタッチディスプレイは抵抗式で,静電式ではないので,マルチタッチに対応していない。なので,和音が弾けない。でも,もうすぐ2歳になる子供なら,これでも喜んで遊んでくれそう。これから試してみよう。
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ショートカットキーのページにも’Web Browser Gestures’としてあったけど,ここにも,ブラウザで使うジェスチャの解説がある。端末の個体差があるかもしれないけど,自分の端末での状況も含めメモしておく。
補足として,Hover modeへ入るときなどの操作に対する端末の認識具合は,端末の個体差があるかもしれないので,また,ファームが変わると変わっているようなので,要確認。また,縦表示での注意点がいくつか。N900のブラウザは横長で使うことを前提にしているけれど,’Options’-‘Settings’-‘Enable rotation’で縦長でも表示されるようにできる。ここにチェックを入れておくと,縦に持ったときセンサーが感知して,画面も縦長になる。確か,PR1.2からで新しく実装された機能だったと思う。ただし,まだいくつか制限がある。1.2.3.は特に問題なし。4.5.はできる。でも,画面の外がかなり少ないので,たぶん,より慣れが必要。6.は,もっとエリアが少ないけれど,どうやっても今のところ成功していないので,たぶんまだ実装されていない。そして,7.も残念ながら,まだ実装されていない模様。まだ,と断っているのは,もともとこの縦表示は新しく実装されたばかりのもので,まだまだ改善されるような気がするから。 |
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